
バーチャルアイドルグループ「Palette Project(パレプロ)」のメンバー、香鳴ハノンの1st Oneman Live「ミズイロノオト」が、10月25日(日)、東京・大塚FUTURE:にて開催された。
パレプロ4期生として2020年8月にデビューし、グループの水色担当として活躍すると同時に、シティポップをテーマにした3人組ユニット・Sputripのメンバーとしても歌やダンスを届け、アイドルとステージへの人一倍強い想いを形にしてきた彼女。
今年で活動6周年を迎えるなか、念願を叶えてついに実現した今回の初ワンマンでは、サプライズ披露したソロ新曲やパレプロのオリジナル楽曲を含む全20曲をひとりで歌い切り、自身の理想とするアイドル像に向けて大きな一歩を刻むライブとなった。
会場の大塚FUTURE:には、本公演のライブグッズとなるTシャツやタオル、さらには過去のイベントなどで販売されたハノンのフルグラフィックTシャツなどを身に着けた生粋のハノモニ(※香鳴ハノンのファンネーム)たちが詰めかけ、現地チケットは完売ということもあり立錐の余地もない程の盛況ぶり。
開演前の影アナを自ら務めたハノンは「すごい圧巻だね」と喜ぶ。続けて注意事項をアナウンスしつつ、「ジャンプはOKでーす!」と呼びかけると会場は早くも喜び勇み、「大きな声を出す準備はできてますかー!」「飛び跳ねられるのかー!」という煽りに意気揚々と応える。

士気が十分に高まったところで、照明が暗転するといよいよ開幕。
マツモトマサヤ制作によるオリジナルのオーバーチュア「top note」と共にオープニング映像が流れ出し、ハノンの音声をカットアップしたフューチャーベース風のサウンドがさらなる高揚を引き出すなか、彼女を象徴する数字「8」から始まるカウントダウンを行うと、ステージにミズイロ衣装を纏ったハノンが登場。
特技の“高速じゅげむ”をモチーフにした電波ソング風の高速フレーズを畳みかけると「はのは~~~~!」と恒例の挨拶を会場のみんなで交わし、「さいっこうに楽しい空間にしちゃうよー!」と宣言して、ヒゲドライバーが提供した彼女の1stオリジナル楽曲「ミズイロノオト」でライブをスタートさせる。愛らしいステップを踏みながら、元気いっぱいに「だいすき」の気持ちを歌に込めて届けるハノンの姿に会場のボルテージはのっけから最高潮。
ライブ初披露の楽曲ながらも予習は万全で、お互いに「いいね!」とコール&レスポンスを届け合い、一緒に水色の音を育んでいく。
そこから間髪入れず、パレプロの原点と言えるAlt!!の人気曲「たのしむーぶ」に繋げると、「もっともっと声出せー!」と煽りながら「うー!」「はー!」と、一度きりの命を思い切り楽しむべくムーブ。
同じくAlt!!の楽曲「Dramatic Parade」では、歌詞を彼女のソロライブ用に合わせた「H・A・N・O・N say ハノン!」というコーレスパートが設けられ、会場はハノン一色で盛り上がる。
賑やかな楽曲三連発で見事なスタートダッシュを切った彼女は、改めて「銀髪ロング、水色担当、納豆大好き!みんなのことも大好きだよー!香鳴ハノンです」と決まり文句をアレンジして自己紹介すると、一面水色のペンライトで染まった会場を見渡して「本当に全面ミズイロだ!」と感動。
感謝の気持ちを伝えると同時に「ハノンにとっても大好きな人しかいない空間ということです」と幸せを噛み締める。そして先ほど披露した「ミズイロノオト」はAIKO FUJIWARAに振りを付けてもらったことを明かし、「次にやる時はサビでタオルを振るのもいいかも」と提案すると、一人でたくさん歌って踊るこの日のために体力をつけてきたとアピール。
これまで1度もできなかった腕立て伏せを、8回もできるようになったと自慢していた。

「ここ大塚FUTURE:を世界一、いや宇宙一あつーーーい空間にしていきましょう!」と意気込むハノンは、続いてパレプロのオリジナル曲「夏ゆきトキメキHigh Tension!」で会場に夏さながらの熱気をもたらすと、続けて同じくサマーソングながらもエモーショナルな青春ロック「Summer is Over」を投下。
過ぎ行く季節の儚さを投影した切迫感の募る歌い口、右手を時計の針のように動かす振り付け、線香花火のようなグラフィック演出など、あらゆる要素が胸をギュッと締め付ける。
ラストの後ろを向いて舞う姿もまたセンチメンタルだった。
そこから一転、RouteHeartの楽曲「トキメキ禁断症状」では大量のハートが乱れ飛ぶなか、かわいさに振り切ったスウィートな歌声でハノモニたちをメロメロに。
「君のことが前から好きでした」との告白に全力で「俺も―!」の声が上がる。

続くMCで、1度きりの1stワンマンライブで絶対に質問したかったという「ハノンのソロパフォーマンスを現地で観るのは初めての人!」という呼びかけに、会場の全員が「はーい!」と応えて満足した様子の彼女は、「ここからは少しの間、落ち着いた雰囲気でいきたいと思います」と告げて、次のブロックへ。
「これから星の世界に連れて行くよ」と呼びかけて、星や宇宙にちなんだ楽曲を連続で届ける。
まずはSputripの「with your JOURNEY」を、壮大な宇宙空間の映像をバックに披露して星の旅へと誘うと、同じくSputripでの持ち曲「光の惑星」を流れ星に囲まれながらロマンチックに届けて「みんな今日はミズイロの星に辿り着いてくれてありがとう!」と感謝の気持ちを伝える。
そこからテンポを落としてゆったりと歌い始めたのはAltimate!!の楽曲「願い星」。
楽曲が進むにつれて躍動していく音と歌、そして煌めく銀河のグラフィックが美しい景色を描き出していく。
ミズイロの星光に包まれて優雅に歌い踊る彼女は、遥か遠くの宇宙で瞬く一番星のように眩しく尊い。

「すっごいいい顔してるよ、みんな!」と、自分の理想の景色を見ることができて喜びを爆発させるハノン。
自分には歌もダンスも特別な才能があるわけではないと触れつつ、ファンのみんなを大好きな気持ちと、一生ステージに立ち続けるという想いの強さは誰にも負けないと、アイドルとしての矜持を語る。
そして「ハノンは一生アイドルというのが目標なので、その目標の中でもっともっと最高の景色を、君に、みんなにお届けできるように、ひとつひとつ叶えていくつもりです。いや、叶えていきます!」と力強く約束すると、「ハノンにとってのプレシャスは君です!」と告げて、自身が作詞したSputripの楽曲「アイドライフライト」を披露。
会場中が洒脱なグルーヴに身を揺らせながらクラップを打って盛り上がる中、「You are precious in my life!」とメッセージを伝えていく。そこからパレプロ屈指のダンスチューン「Realize」に繋げ、キレのあるダンスや曲中でアカイロ衣装に早替えする演出で会場のテンションをさらに引き上げると、続けてREGALILIAのアグレッシブなメタルナンバー「MORAL」を投下。
エクストリームなサウンドに負けじと情念のこもった歌声を熱量高く咲かせて会場を圧倒する。
かと思えば、明るい声音に戻って「全身全霊ぶち上がれー!」とソロ曲「衝動Blossom」を畳みかける自在ぶり。
本人は歌も踊りも才能は無いと語っていたが、曲調に合わせてあらゆる楽曲を歌いこなす力量、会場をしっかりとアゲてロックするステージ構成力の巧みさは、やはりアイドルとして光るものがある。
アカイロ衣装について、かっこいいゾーンに合わせて誰もが絶対に予想しないであろう色の衣装をあえて選んだといたずらっぽく笑いながら報告したハノンは、再びミズイロ衣装に「爆速早着替え」すると、「今日もこれから先の未来も一緒に歌っていこう!」と呼びかけて次曲「君と歌いたい歌がある」へ。
楽曲の後半ではハノンの「歌って―!」というお願いに応えて、会場が一体となって大合唱。
今日この日だけの一期一会の出会いを確かめ合うように、みんなで高らかと歌い上げる。
さらに「とっておきの、ハノンなりの、未完成を届けるよ!」と前置きして「青春の現在地」に繋ぐとオーディエンスは「ハイ!ハイ!」と合いの手を入れて大熱狂。
彼女はまばゆい光やシャボンに包まれながらキラキラした歌声を全身全霊で届けていく。

歌い終えて「突然なんですが、皆さんには夢はありますか?」と、大好きなハノモニたちに向けて唐突に質問するハノン。
事前に配信などを通じて「ハノンと叶えたい夢」を手紙にして書いてきてくれたら嬉しい、と伝えていた彼女だが、当の本人もこの日のために書いてきたものがあるらしい。
「次の曲は、夢を追いかける自分自身への、そして共に歩んでくれる君への、特別なお手紙です」。そう告げて、ライブ本編の最後に届けたのは「夢結いレター」。
ハノン自身が作詞、彼女が敬愛するクリエイターのひとり・椿山日南子が作編曲を手がけた、本ライブが完全初披露となる新曲だ。
ストリングスを交えた開放感に満ちたサウンドと溌溂とした歌声が伝えるのは、君との出会いこそが「私にとって最愛なんだよ」という真っ直ぐな想い。
そして、この先もファンと一緒に憧れのステージを追い続けていきたいと願う、純粋な気持ちだ。
今この瞬間、1stライブという1度きりしかないステージをハノモニたちと作り上げて夢の第一歩を叶えたハノンは、最高の笑顔でポージングしてライブ本編を締め括った。

すかさず巻き起こった会場からの「ハノン」コールに応えて、ステージに舞い戻った彼女が歌い始めたのは、パレプロのライブで大切に歌い継がれているAlt!!の楽曲「アナログハート」。
「アンコールありがとう!これからも君のそばで何度でも歌わせてください!」と直接気持ちを伝えつつ、喜びも悔しさもすべての経験を光に変えた、力強い歌声で会場を明るく照らしていく。
その想いに触れてか会場には涙を流す人もいたようで、歌い終えた彼女は「本編終了前から号泣している人がいっぱいいて。ごめんね、泣かせて(笑)」と笑いつつ「ハノンもマジで泣きそうだったんですけど」と感無量な様子。
だが、この日の彼女は常に明るくて賑やか。
それがステージに立つアイドルとして彼女が心がけていることなのだろう。
みんな揃ってハの字ポーズで記念撮影をすると「絶対お部屋に飾るからねー!」と喜んだかと思えば、「忘れていたわけじゃないんだけど」と突然コール&レスポンスを実施。
ストレス発散を呼びかけて「めんどくっせー!」「やってらんねー!」と独特のフレーズで声出しの練習を行う。
そして「次の曲、初見なりの楽しみ方、見つけてくれますかー!」と呼びかけて観客を動揺させると、この日2曲目となる完全未発表の新曲「凸凹デコダイアリー」をサプライズで披露。
伊藤翼が作編曲を担当、本人が作詞した本楽曲はとにかくハイテンションなアップナンバー。途中でじゃんけんコーナーが始まったかと思えば、先ほどの謎のコーレスのフレーズが登場するなど盛り上がりどころが満載で、ハノモニたちも初見とは思えない程の即応ぶりで一致団結して沸き上がる。
そしてアンコールのラストに放たれたのは、今やパレプロのアンセムソングとなっている「ハレバレパレット」。
ただでさえ高カロリーな楽曲だが、本来はメンバー7人で歌うところを、この日はハノンがひとりで全パート歌唱。
会場も全力のコールやジャンプでどこまでもヒートアップしていく。締めの推しの色を訊くフレーズ「ところで、好きなのは何色?」では、全員が声を合わせて「ミズイロ!」と答えて大団円を迎えた。

しかし、フロアからは再び「ハノン」コールが発生し、ダブルアンコールが実現。
本公演で披露された新曲「夢結いレター」「凸凹デコダイアリー」の配信や香鳴ハノン単独では初CDとなる1stシングルのリリース情報などの特報映像に続き、再度ステージに登場したハノンは「ミズイロに染まる、君とハノンが主役の物語。これからもずーっとよろしくねー!」と呼びかけて「ミズイロノオト」をもう一度歌唱。
先ほどのMCで提案した通りサビでは「タオル回すよ!」と、みんなでさらに進化した水色の景色を描き出していく。最後は「この景色を忘れないように一緒に歌おう!」との言葉に応えて、誰もが「いいね!」と歌い合い、配信を含めライブを共に楽しむすべての人たちと一緒に「ミズイロノオト」を作り上げて、記念すべき1stワンマンライブのフィナーレを飾った。
自身のイメージカラーである水色について、「今ではみんなと一緒に彩っていく本当に特別な色になりました」とライブ中のMCで語っていた彼女。
この日の会場を美しく染め上げていた水色のペンライトの光もまた、香鳴ハノンとハノモニにとっての特別な一日を象徴する思い出の色として、それぞれの心にずっと光り続けることだろう。
そしてこのミズイロが、さらなる未来に繋がっていくはず。
「運営さんから2ndライブもできるねって言質を取っている」とも語っていたので、今後も香鳴ハノンの生み出すカラーがさらに大きく広がっていくことを期待したい。
文/北野創

0. top note(Overture)
01. ミズイロノオト / 香鳴ハノン
02. たのしむーぶ / Alt!!
03. Dramatic Parade / Alt!!
04. 夏ゆきトキメキHigh Tension! / Palette Project
05. Summer is Over / Altimate!!
06. トキメキ禁断症状 / RouteHeart
07. with your JOURNEY / Sputrip
08. 光の惑星 / Sputrip
09. 願い星 / Altimate!!
10. アイドライフライト / Sputrip
11. Realize / Palette Project
12. MORAL / REGALILIA
13. 衝動Blossom / 香鳴ハノン
14. 君と歌いたい歌がある / Palette Project
15. 青春の現在地 / Palette Project
16. 夢結いレター / 香鳴ハノン
EN1. アナログハート / Alt!!
EN2. 凸凹デコダイアリー / 香鳴ハノン
EN3. ハレバレパレット / Palette Project
WEN. ミズイロノオト / 香鳴ハノン
【配信チケット一覧】

【販売期間】
~11月7日(土) 19:00
【アーカイブ期間】
11月7日(土) 23:59まで
■チケット申し込みページ(https://palette-project.zaiko.io/ja/e/hanonlive2026)

■販売ページ
https://store.paletteproject.jp/collections/knrhn-goods-20261027
販売期間:10/27(火)21:00~11/5(木)23:59まで
※数量限定のため、無くなり次第終了となります。
※一部受注生産の商品につきましてはお届け予定時期が異なります。同時購入の際はご注意ください⚠️
① 香鳴ハノン 1st single ミズイロノオトのCDが発売決定!

表題曲となる『ミズイロノオト』に加えてライブにてサプライズ披露をした『夢結いレター』、
『凸凹デコダイアリー』、ライブのオープニング映像にて流れていたOverture『top note』を含む
香鳴ハノンの新規ソロ楽曲を収録したCDが発売!
Palette Project OFFICIAL STOREにて数量限定で直筆サイン入りブックレットとクリアステッカーが
付いた特別盤も販売しておりますのでぜひこの機会にお買い忘れなく!
◆収録楽曲
01.top note
02.ミズイロノオト
03.夢結いレター
04.凸凹デコダイアリー
05.top note -Short ver.-
06.ミズイロノオト(Instrumental)
07.夢結いレター(Instrumental)
08.凸凹デコダイアリー(Instrumental)
■『香鳴ハノン 1st single ミズイロノオト』 CD販売ページ
https://store.paletteproject.jp/products/knrhn-goods-20261025-01?variant=67745939226677
② 香鳴ハノン2nd楽曲「夢結いレター」、3rd楽曲「凸凹デコダイアリー」配信リリース決定!

ライブにて披露をした2nd楽曲『夢結いレター』と3rd楽曲『凸凹デコダイアリー』の音楽配信が
10/26(月)より配信中!
MVも後日公開予定ですのでお楽しみに!
■夢結いレター 音楽配信ページ
https://linkco.re/z15fR2FZ
■凸凹デコダイアリー 音楽配信ページ
https://linkco.re/NUXPtuS4
③ 香鳴ハノン等身大パネルの受注生産が決定!

今回のライブ用に書き下ろしたイラストによる香鳴ハノン等身大パネルの受注生産が決定!
インテリアとしてのインパクトはもちろん、折り畳み可能なため収納もしやすい商品と
なっております。
11月5日(木)23:59までの期間限定での販売となりますので、ぜひライブの記念に!
■【ハノン1stワンマン】等身大パネル 販売ページ
https://store.paletteproject.jp/products/knrhn-goods-20261025-03
※専用注文商品(他商品同梱不可)となります。詳細をよくご確認の上ご注文ください。
④ ライブ着用衣装のアクリルスタンド2種の受注生産が決定!

今回のライブで香鳴ハノンが着用した衣装を身に纏ったアクリルスタンド2種の受注生産が決定!
1種での購入はもちろん、2種購入すると組み合わせて一つのアクリルスタンドとして
飾れるようになっている特別仕様!
■ アクリルスタンド (ミズイロver.) (アカイロver.) 販売ページ
https://store.paletteproject.jp/products/knrhn-goods-20261025-02
※11月5日(木)23:59までの期間限定での販売となります。
⑤ ライブ着用衣装のランダム生写真が販売決定!

今回のライブで香鳴ハノンが着用した衣装を身に纏ったランダム生写真の販売が決定!
一部、香鳴ハノン本人によるサイン・落書き入りとなっておりますのでぜひこの機会に
ご購入ください!
■【ランダム生写真】香鳴ハノン1stワンマン特別編!!! 販売ページ
https://store.paletteproject.jp/products/knrhn-photo-20261025
※11月5日(木)23:59までの期間限定での販売となります。
そのほか今後の最新情報は、Palette Project 公式X(https://x.com/PaletteProject_/)並びに
香鳴ハノンのX(https://x.com/kanaruhanon)からお知らせいたします。
今後の香鳴ハノンの活動もお楽しみに!